2005年、JR東日本グループのオフィスビルとコンファレンス(貸会議室)の運営会社として創業した当社。以降、JR東日本の新規開発物件の相次ぐ開業により、規模の拡大と用途の多様化が進んできました。
2016年には自社開発第1号となる「JEBL(ジェイビル)秋葉原スクエア」が竣工し、ディベロッパーへの第一歩も踏み出しました。その後、市中の物件取得を本格化させるとともに、2020年には当社直営の新規事業である、ワークスペース「STATION SWITCH」が開業、不動産ファンドビジネスへ参画するなど新業態にも積極的にチャレンジしてきました。
2020年度以降も、自社開発第2号物件「西五反田3丁目プロジェクト」の開業、JR川崎タワーの開業、その先には品川開発プロジェクトの開業も控えており、新たな用途や直営の分野が増え、仕事もより高度化していきます。しかし、私たちはこれを「業務フィールドの拡大」のチャンスと位置づけ、コア事業であるオフィス運営とあわせて、さらなる利益拡大と人材づくりを目指します。
JEBL(ジェイビル

◆業務フィールド拡大の変遷と将来像(上図①~⑧)
- ①複合ビルのマネジメント
- 2005年の創業時はオフィス運営を主としていましたが、商業(アトレ、ルミネ)やホテル(日本ホテル)、スポーツ(JR東日本スポーツ)施設への貸付も当社が行い、複合ビル全体のマネジメントを担うようになりました。
- ②ディベロッパーへの進出
- 2016年、当社初の単独開発物件「JEBL(ジェイビル)秋葉原スクエア」が竣工しました。用地取得、建物開発、リーシング、運営までその全てを自社にて行い、ディベロッパーへの第1歩を踏み出しました。
- ③直営分野の拡大(商業)
- JRさいたま新都心ビルで初めて商業施設の運営を開始しました。
- ④市中展開を本格化
- これまでにも収益不動産の取得は行っていましたが、さらなる事業機会の拡大を目的として市中の収益不動産取得を本格化させました。今後も市中展開を拡大させていきます。
- ⑤貸付用途の多様化
- オフィスや商業施設への貸付にとどまらず、劇場や映画館、外資系ホテルなど、貸付用途は多様化しています(運営は各用途事業者)。
- ⑥直営の新業態の開発
- ワークスペース「STATION SWITCH」や「ステーションコンファレンス川崎」の新業態を企画・開発してきました。
- ⑦まちづくりへの関与拡大
- 品川開発プロジェクトのまちづくりにおいて、開発業務支援や企業誘致等に参画しています。
- ⑧駅・街・人をつなぎ、新たな価値の創造をめざす
- これらの取組みを通じて、当社企業理念のさらなる実現を目指します。
※JEBL(ジェイビル):ジェイアール東日本ビルディングの英語表記「JR East Building Co., Ltd.」からつけられた略称です。
