日々のプロパティマネジメントで得られた知見を活用し、JR東日本の大規模開発プロジェクトに構想段階から参画し、開発計画の具体化を支援しています。さらに、当社自身でもデベロッパー事業を展開してしています。
JR東日本の⼤規模開発プロジェクトへの参画 JEBL2つの役割
さまざまな立地・規模・築年数のビルのプロパティマネージャーとして、日々テナントや外部企業に直に接している強みを活かし、開業の約10年前から開発チームに参画し、計画の具体化を支援しています。
1. マーケティング・ ビル商品企画& 新規テナントリーシング
プロジェクトが構想段階のうちから、さまざまな業種のリーディングカンパニーに対して初期提案を実施。顧客の声からビルの要求スペックを吸い上げ、ビルの設計へと落とし込みを行います。合わせて対象プロジェクトのオフィス需要を掴み、募集賃料の検討、新規テナントリーシングも行います。
2. 設計支援&運営管理企画
「ビル商品企画」「運営管理計画の企画立案」「設計図書のチェックバック」の往来を繰り返し行います。これにより、ビルを利用するお客さまの利便性や快適性、ビル運営者としての効率性、時に相反する2つの命題のベストミックスを実現に導きます。
JEBLによるデベロッパー事業 3つの展開
JR東日本の大規模開発物件のプロパティマネジメント事業から得られる知見は当社の礎であり財産です。この知見を活かして、ビルの開発、マーケットからの物件取得、不動産ファンド事業への参画等、主に3つの分野でデベロッパー事業を展開しています。
1. ビルの開発
駅と隣接しない用地では、当社独自にビルの開発を行っています。特にJEBL秋葉原スクエアではJR東日本より取得した用地に加えて隣地の土地建物を購入することで、より整形で大きなオフィスビルの開発に成功しました。
2022年には、住まいと働く場所が共存した多様性のあるまちMEGURO MARCにおいて、自社開発ビルの第二弾として「JR目黒MARCビル」が誕生しました。
2. マーケットからの物件取得
マーケットからのオフィスビルの取得を通じて、当社事業基盤の拡充を進めています。日々テナントリーシングや運営管理を手掛けるからこそ、賃料やビル管理仕様の変更を見据えた柔軟な値付けを行うことで、競争力の高い不動産仕入を実現することができます。
3. 不動産ファンド事業への参画
JR東日本不動産投資顧問(株)へ出資、当社社員を出向させることで、不動産ファンド事業の拡大と人材育成を進めます。また不動産ファンドを通じて、プロパティマネジメント事業の新たな事業機会獲得も目指します。
JR東日本不動産投資顧問株式会社4. その他
再開発事業への参画、JR東日本の駅周辺での開発用地の取得や権利関係の整理等も行っています。