Career
ゼネコンにてマンション用地の取得、経営企画に従事した後、JEBLへ入社。 2023年 営業推進部配属。オフィスビルの取得、グループCREを担当。
仕事について
今の仕事はどんなことをしていますか?
PM事業の機会拡大や自社開発事業の更なる展開を目指すべく、既存のオフィスビルやオフィスビル開発用地の取得業務を担当しています。仲介会社などから紹介される物件情報を検討するのは勿論のこと、戦略的に取得を進めたい物件を自ら選定のうえ、能動的な売却提案も行い、良質な物件の取得を目指しています。また、JR東日本グループ全体として不動産事業を拡大しているため、JR東日本やJR東日本不動産など、グループ各社との情報連携も密に行い、情報収集に励んでいます。
この仕事の醍醐味は?
都心のオフィスビルとなると、数百億円規模の物件を取引するケースもあります。会社の業績に与える影響も大きいため、緊張感をもって業務に取り組んでいます。稼働中のオフィスビルを取得する場合、物件に関わる相手先は売主だけでなく、既存テナントや管理会社、業務委託先など多岐にわたるため、1棟のビルを取得するために要する協議事項は膨大です。しかし、それらをクリアさせ、自社物件となった時の喜びはひとしおです。
仕事で嬉しかったこと、印象に残っていることは何ですか?
外国法人が所有するオフィスビルを取得する機会があり、商習慣の違いを痛感しました。記名押印方法一つとっても対応が異なります。日本と異なり、印鑑自体がないため、英語で自筆サインをするのですが、会社としてもこのような経験がなかったため、問題なく決済・引渡しが行われるよう、慎重を期して取引に臨みました。また、代金の振込みにおいても通常の国内取引では想定していない手数料が必要になるなど、予期せぬ出来事が次々と発生するため、協議が本格化した2か月程は気が休まる時間がありませんでした。しかし、これは誰しもが経験できる取引ではなく、これまでの社会人人生においても非常に大きな財産となり、またひとつ成長する機会となりました。

あなたが目指す「次」とは何ですか?
現在、土地価格や建築費の高騰により新築計画や再開発事業が中止、または見直しされるなど不動産業界は大きな転機を迎えています。その反面、既存物件の価値が見直されており、マーケットからの物件取得は、これまで以上に厳しくなっていくものと想定されます。オフィスビルにおいても共用施設の充実化や、セットアップ化など各社が工夫を凝らし、テナント獲得を図っています。私自身も新たなチャレンジを恐れず、日々の環境の変化に敏感に対応し、成長を続けていきたいです。
入社
入社の決め手は何でしたか?
30代半ばに将来のビジョンを見つめ直していた時、JR東日本グループという特性を活かし、高品質でお客さまが求めるオフィス環境を提供し続けるというJEBLの想いに共感し、入社を決意しました。前職では住宅用地の取得を行っていたため、住宅とオフィスというアセットタイプの違いを少し心配していましたが、周囲のサポートもあり、会社とともに成長できていると感じています。

社風・JEBLらしさとは?
会社全体を見ると、プロパーや中途入社、若手・中堅・ベテランと、多彩な人材がバランスよく配置されていると思います。背景や年次など関係なく、活発かつ自発的に発言・行動をしており、非常に風通しの良い職場だと感じています。また、会社のコア事業がPM事業であり数字だけで評価することは容易ではないため、普段の業務プロセスを踏まえた人事評価を行ってくれています。営業という職種上、どうしても成果に目が行きがちですが、必ずしも短期で結果に繋がるとは限りません。このような評価方法のおかげで、中長期視点での営業活動が可能になっています。
職場環境
男性も育休を取得しやすい職場環境
入社後、約半年で産後パパ育休を取得しました。所属部署は上司と私の2人体制であるため、気兼ねもあったのですが、快く取得を勧めてくれました。会社全体でも、男性が育休をとりやすい雰囲気・環境であると感じています。日頃から部署内で情報共有を行いチームで仕事をしているため、これは一過性のものではありません。例えば、子どもが急病にかかっても、有休やフレックスタイム制度、テレワークなど、さまざまな制度を活用することができ、柔軟な働き方が実現できています。
インタビュー内容・所属は2025年インタビュー時のものです。

